自然木栽培しいたけ

2012年05月16日

希少な国産の「自然木栽培しいたけ」

矢祭町 自然木栽培しいたけ

現在、国内で消費される生しいたけの消費量はおよそ10万トン。そのうち3分の1が外国産で3分の2が国内産です。さらに栽培方法で分類すると、3分の2が「菌床栽培」という栽培方法をとっています。残りの3分の1が「自然木(原木)栽培」となります。

でんぱたでは、数少ない「自然木(原木)栽培」で育った美味しいしいたけをお届けしています。

栽培方法の違い

原木栽培
どんぐりの木に種を植え6~24ヶ月間かけて育て、その後きれいな山の水につけて椎茸を発生させます。伝統的な栽培方法です。自然の中で育てるため、害虫の問題や湿度の調整などが難しく、手間暇がかかり、大量生産はできません。サイズが揃わないのも原木栽培の特徴です。しいたけが一番美味しくできる栽培方法と言われています。
菌床栽培
オガクズ、トウモロコシのカス、綿カスなど色々なものを混ぜ栄養材を加えて固めたものに種を植え、3~6ヶ月間かけて菌をまわし椎茸を発生させます。菌床生産時にどんな栄養剤や農薬を使用することができますが、消費者は何が使われているか分からないデメリットがあります。原木栽培と比べるとあまり手間暇がかからず、環境が一定なのですぐに生育し大量生産ができます。
矢祭町 自然木栽培しいたけ 原木

しいたけの違い

矢祭町 自然木栽培しいたけ
味の違い
しいたけの成分を調べた場合、旨み成分の「グルタミン酸」、大腸ガン予防に効果があるといわれている「繊維質」の含有量は自然木栽培のほうが多く含まれています。

※品種・栽培方法・鮮度の違い・食べる人の好み等によって異なります。

保存性・日持ちの違い
市場では自然木栽培の方が日持ちが良いという事で早く売り切れてしまう事が多いそうです。外国産の中には、保存性を高めるために乾燥をさせすぎて、生しいたけの本来のみずみずしさを失っていて、見かけ以上に内部の鮮度が落ちている場合があります。

※品種、栽培技術、天候の差で異なります。また、店頭に並ぶまでどの位日数を要したかで、その後保存性も変わってきます。

農林水産大臣賞受賞しいたけ農家

しいたけ農家の大森靖さん1
農林水産大臣賞賞状
しいたけ農家の大森靖さん2

でんぱたでは、過去に『農林水産大臣賞』を二度受賞されている、しいたけ農家の大森靖さんから「原木栽培しいたけ」を直接皆様にお届けしています。

香りが良いこの肉厚のしいたけを、七輪であぶって焼き、軽く塩を振って食べてみました。しいたけ独特の旨味が爆発するように口の中に広がります。とても弾力があり、しいたけなのに食べ応えがあります。これはきっと山のステーキと呼んでも良いのではないでしょうか。

しいたけの肉詰めにしてお子様のおかずに、少し酒と塩をふって焼き、日本酒に合わせてお父さんのおつまみに。夏はバーベキューの名脇役、冬はお鍋に欠かせない一品として、ぜひ様々な場面でご活用下さい。

▶ 「自然木栽培しいたけ」販売ページ

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