横浜総合高校1泊2日農業体験

2023年12月01日

11/3,4の1泊2日で横浜総合高校の生徒さんたちが矢祭町に来てくれました。

横浜市立横浜総合高校は、午前・午後・夜間と3つの部を持つ定時制高校です。

矢祭町との相互交流が始まったのは2018年から。

【キャリア教育】の実践の場として、矢祭町で農業体験を行っています。

さらにこの【キャリア教育】では農業体験にとどまらず、地域の現状を知り、課題を見つけ、解決案を提案し、それから実践することまでを目的としています。

今回は矢祭町の特産品である”柚子”を使って、地域振興のための商品開発を行いました。

1日目はでんぱたで柚子収穫体験をした後にお隣の茨城県大子町でりんご狩り、2日目は収穫した柚子を使って自分たちで商品開発をするというスケジュールです。

 

 

1日目はお昼過ぎに矢祭町に到着。

3連休の初日だったこともあり、道路もかなり混んでいたようです...

まずは矢祭山公園でお弁当を食べました。

 

爽やかで気持ちの良い天気でした。

 

次は柚子畑に移動して収穫体験です。

柚子には鋭いトゲがあるので注意しながらの作業。

皆さんが真剣に作業してくれたおかげでたくさん獲れました。

 

傾斜もきついので転倒注意です。

 

ひとつひとつ丁寧に収穫してくれました。

 

その後、今度はお隣の大子町でりんご狩り。

まずはりんごの試食を頂き、説明を聞いて収穫に入ります。

色鮮やかなりんごがたくさん実っている様子がとてもきれいでした。

大子町はりんごの生産が盛んで多くのりんご園があり、スイーツやジュースなどの魅力的な商品がたくさんあります。

今回のキャリア教育の「地域の特産品を使った地域振興」というテーマにぴったりです。

 

広い園内にたくさんのりんごの樹がありました。

 

再び矢祭町に戻り、皆さんは舘山ランドに宿泊です。

私たちはここで一旦お別れでしたが、その後生徒さんたちは夜遅くまで2日目に製作する柚子の商品を考えていたようです。

 

そして2日目!

班ごとに分かれて、昨日収穫した柚子を使った商品製作をしました。

こちらは柚子のクッキーを製作中

ちょうどお昼頃に出来上がり、各班から商品の説明を聞きながら試食しました。

出来上がった商品は...

・柚子入り炊き込みご飯

 

・柚子入りハンバーグ

 

・柚子コーラ

 

・柚子クッキーと柚子バニラアイス、柚子抹茶アイス

 

・柚子パンケーキ

 

・柚子もち

どれもしっかりと柚子の風味が生かされており、とても美味しくいただきました。

 

私たちもこれから柚子で商品開発をしようと考えていますが、私たちとは全く立場の異なる都市部の高校生の意見を聞くことができ、とても勉強になりました。

 

 

最後にでんぱたの事務所に寄ってもらい、先日購入したばかりの粉砕機を披露しました。

柚子や梅を選定した際に出る枝を処理するため、この粉砕機で細かいチップにします。

 

粉砕機を見終わり、生徒さんや先生方のなかには矢祭米を購入してくださる方もいました。

 

今度は今月に横浜で行われる「横総大感謝祭」に私たちが出店することになっているので、また皆さんにお会いできるのが今から楽しみです!

 

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